こんにちは!週末に旅する会社員ブログを運営している青ロブ(@aolobster)です。
2025年9月20.21日の土日、東京から1泊2日で大阪万博に行ってきました。
取れたのは両日とも東ゲート12時入場のみ、2日目は新幹線の都合で18:30に会場を出ましたが、結果として2日間で計10パビリオン回れたので初心者にしてはそこそこよくやったと思います。
万博の開催期間も残り少なくなりましたが、各パビリオンの待ち時間や感想、食べたものについて、備忘も兼ねて訪れた順に記したいと思います。
面白さについては100%主観ですので、悪しからず!
東京出発〜東京帰還までの詳細と実際のタイムラインはこちらの記事に記載しています!↓
訪れたパビリオンとランキング
- ヨルダン
- サウジアラビア
- 中国
コモンズA→トルクメニスタン→ノルディックサークル→未来の都市→モザンビーク→アラブ首長国連邦→インド
訪問時は、ヨルダン以外は全て予約なしでも入れました。
アラブ首長国連邦館🇦🇪

13時頃、通りがかりで空いてそうだったので並んだら早く入れました。翌日の様子を見るに、基本空いてることが多そうです。
内容は同国の紹介ビデオと、宇宙事業への取り組みに関する展示といった感じで、かなりシンプルでした。
1階建てで特に順路はなく、建物内をぐるっと回ったら終わりです。展示内容は特段面白くはなかったものの、すぐに入れたのと涼しかったのとでガッカリ感はありませんでした。
レストランはパピリオンへの入館とは別の待機列に並ぶ方式で、結構混んでいました。
- 待ち時間:10分以下
- ショップ:パビリオンへの入場が必要
- レストラン:パビリオンへの入場不要
すぐに入れる、涼しい、のんびり滞在できる(座る場所はない)
ノルディックサークル館🇩🇰🇫🇮🇮🇸🇸🇪🇳🇴

北欧5カ国共同のパビリオンです。
14時過ぎ、一時的に入場規制されていましたが、お隣のマルタで食事をテイクアウトしてる間に解放されたのですぐに並びました。
展示はあまり多くないです。北欧諸国の環境問題・福祉への取り組みや特徴をテキストで説明し、最後の方にプロモーションビデオが各国10分ずつほど流れていました。この映像はかなり美麗だったので見応えがありました。

一度館を左手に出て階段で3階に進むと、レストランの行列前のシアターで北欧のアニメーションを見ることができます。
アニメーションの内容は難解でしたが、解釈について話し合うのは結構面白かったのでぜひ時間があれば見てみてください。

- 待ち時間:約20分
- ショップ:パビリオンへの入場不要
- レストラン:パビリオンへの入場不要
薄暗く、冷房が効いていて椅子も多いので落ち着く。休憩してる人多数
モザンビーク館🇲🇿

横を通りがかった時にすぐ入れそうだったので入りました。中の混み具合・周囲の混雑状況によっては入場規制しているようです。

主に若い研究者・学生の開発品を紹介していました。人口に占める若者の割合が非常に多いらしく、若者は国の宝と説明されていたのが非常に印象的でした。
館自体は小さいので速攻で回り終わります。中央に座る場所がありますが、埋まってる可能性が高いです。
- 待ち時間:なし
- レストラン:なし
- ショップ:パビリオンへの入場が必要

コモンズA

「コモンズ」とは、複数の国や地域が共同で一つの建物内にパビリオンを構える「共同館」のことです。
コモンズA館に出展している国は、イエメン、ウガンダ、エスワティニ、ガーナ、北マケドニア、ギニアビサウ、キルギス、グレナダ、ケニア、コソボ、コモロ、サモア、スリナム、スリランカ、セーシェル、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、ソロモン、トリニダード・トバゴ、トンガ、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、バルバドス、ブルンジ、ボリビア、マラウイ、モーリシャス、ルワンダです。
規模は大きいですが、混雑具合により入場規制があります。
それぞれの紹介ブースは小さいのですが、国数が多いので思いの外楽しかったです。指輪・アクセサリーの買い物ができるブースもありました。
- 待ち時間:なし
- ショップ:館内に複数あり
- 食事:ソフトクリーム、飲み物が売っていました
スタンプが一気に回収できる、聞いたこともないような国をたくさん知れる
未来の都市

3日前抽選で当たりました。予約無しでも並べば入場可能です。土曜日、18:00時点で45分待ちでした。
- 待ち時間:3日前抽選のためなし
- ショップ:なし
- レストラン:なし
規模が大きく、展示物・ブースも多いです。が、内容はかなり子供向けに感じました…名前通り未来の都市がコンセプトテーマですが、表層的な紹介にとどまり深掘りされているものが少なかった印象です。
結構期待していたので肩透かしを喰らった気分でしたが、館内は広く、座る場所も各ブースの繋ぎ目ごとにあるので、とにかく涼しいところでゆっくり見てまわりたい方にはいいかも。
バーラト館🇮🇳(インド)

20時前に通りかかり、列が短かったので入りました。建物左半分が展示、右半分がショップとレストランという造りで、展示はかなり少ないです。
また、訪問時は館内にあまりに人を入れ過ぎていて、流されながら進んでいったのでちゃんと展示を見る時間もありませんでした。
なので面白さとしては行ったパビリオンの中でワーストです。笑
ショップは天然石のアクセサリーや雑貨が売られており、レストランは、時間帯の影響もありますが即案内可能のようでした。


- 待ち時間:なし
- ショップ:パビリオンへの入館が必要
- レストラン:パビリオンへの入館が必要
サウジアラビア🇸🇦

20時過ぎ、列が短めだったので並びました。建物からして力の入り具合を感じさせます。ジワジワと進んでいき、20分後くらいに最初のプロジェクションマッピングを投影する広場に着きました。



プロジェクションマッピング、特に星空のものが非常に綺麗で、記憶に残りました!
この後は室内の展示エリアが3-4つあり、順路に沿って進む形式です。それぞれサウジアラビアの海、スポーツ、街、2030年の万博開催(だから力が入っているのでしょう)について紹介していたと思います。展示・説明ともに充実していました。

ショップにはTシャツやトートバッグなどが売られていました。21時前後、レストラン・カフェは流石に閉まっていました。
- 待ち時間:約20分
- ショップ:パビリオンへの入場が必要
- レストラン・カフェ:パビリオンへの入場不要
・建物〜展示内容〜ショップ・レストランまでしっかり力を入れている
・プロジェクションマッピングが美麗
中国館🇨🇳

中国館は最も混雑する通りに面しているので、列が長くなりすぎると入場規制されることがあります。
通りがかりにちょうど入場規制が解除されたので、並びました。列は長く見えるのですが、進みは悪くないです。約1時間で館内に入ることができました。
館内は1階、2階に分かれています。古代の出土品・発掘物をデジタルで紹介するブース、各都市のビデオ紹介、中国の1日を紹介するビデオ鑑賞など、見どころが沢山ありました。
面白かったのですが、回るのに時間がかかることと、座るところが全くないので、後半は足が辛かったです。




なお、Xで話題になっていた料理本の再現を見たかったのですが、期間限定展示のようで行った時は展示されていませんでした。
- 待ち時間:約1時間
- ショップ:パビリオンへの入館が必要
- レストラン:併設されていない

展示項目が多く、内容も充実している
ヨルダン館🇯🇴(当日予約)

友人が当日予約でもぎ取ってくれた枠です。入れ替え制の展示のため、予約していても少々待ち時間があります。

最初に通された部屋では、ヨルダンの織物がお出迎え。下にある火打石を叩くと、各国の言語が織物上に投影されます。
この反対側では、砂を固めた壁があり、古代から現代に遡るまでのヨルダンの都市の映像が映し出されていました。
しばらくすると、砂漠の砂を素足で体験できる部屋に通されます。入り口に靴箱があるのでそちらでサンダルを置きます。
部屋には砂漠の砂が敷き詰められています。鉄分量が多くサラサラなのが特徴だそうで、確かに素肌についても振り払えばすぐに落ちましま!裸足で踏むとサラサラで気持ちいいです。
スターウォーズの撮影地にもなった、ワディラム砂漠から22トン運んできたそうです。
砂の上に座り、円状に設置されているプロジェクターで動画を鑑賞します。鑑賞時間は短かいですが、砂に座っている特別感もあり、満足感がありました。


鑑賞が終わると、入場口と反対の出口に通されました。すぐにショップ、カフェにつながっており、ここでお土産と飲み物を購入しましたので後ほど詳しく記載します。
- 待ち時間:約10分
- ショップ:パビリオンへの入場不要
- カフェ:パビリオンへの入場不要
時間は短いが、砂漠の砂を裸足で感じられて満足感あり。
トルクメニスタン

夕方に訪れましたが列はかなり長く、「ここから2時間待ち」と書いてある立て看板があるところまで人が並んでいました。ただ、事前に「進みはかなり早い」という情報を得ていたので、それを信じて並びました。
実際かなり進むのは早く、30分くらいで入館できました!X様様です。
館内は3階建てです。1階はビデオを鑑賞する部屋とお土産ショップ、2階は国の主要産業や特色を紹介するブースがあり、3階はレストランでした。
ビデオは国の紹介と現大統領を讃える内容で、3枚目の写真の太眉の彼(現職大統領)の名前が何回も出てきます。独裁国家らしさを感じられる内容でした笑


2階の展示は、日本語の説明が表示されるディスプレイが1つを除き全部壊れており、具体的な内容がわからなかったので物を見て楽しみました。後日調べたところ、産業の中心は天然ガス・石油で、次いで繊維産業も盛んなようです。


- 待ち時間:約30分
- ショップ:パビリオンへの入場が必要
- レストラン:パビリオンへの入場が必要
ギフトショップではマグネットやトートバッグ、置物などが売られていました。また、ショップ右側ではトルクメニスタンの衣装を着て写真撮影をすることができます!

・建物・展示内容から独裁国家らしい独特の雰囲気を感じて面白い
・トルクメニスタンの衣装を着て無料で写真撮影ができる
万博 訪問した各パビリオンまとめ
各パビリオンについて、つまらない、面白いなど人によって色々な意見がありますよね。
面白さは主観に過ぎませんが、展示内容の充実度合いは全く異なっていたので、それが大きな判断基準になっていることは間違いありません。
ただ、つまらなくても後悔はしませんでした!同行者との話の種になりますし、思い出にもなります。回れたパビリオンが増えるのも嬉しいものです。
だからこそ、躊躇わず入れそうなところにはとにかく入ってみるのがいいと思います。
全く知らなかった国のことを知るきっかけになり、少し身近に感じられる——それが万博の良いところだと感じました。
私は実際、サウジアラビア館を見て興味が湧いたので、今年12月に旅行してこようと思っています!ブログに旅行記を書く予定なので、ぜひ覗きにきてみてください。
このブログが万博を楽しむ際のヒントになれば嬉しいです。
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